東京の下町にある、自転車屋の店舗と住居の改修計画。
通りに面した店舗の奥に自宅が続く構成で、奥の住まい部分を中心に、長年お店を営んできたおじいさんがこれからも安心して暮らせるように生活動線を整えた。
店主のおじいさんは、道ゆく人やご近所の常連たちと気さくに言葉を交わしている。その姿は、このまちのあたりまえの風景のひとつでもある。この魅力的な日常の風景を大切にするため、店主が日中主に過ごす部屋を店舗に直接アクセスできるように配置し直し、同時に部屋から水回りへの動線を整理することで、身体への負担を抑えながら暮らしやすさを高めている。
店と住まい、まちとの関係を引き継ぎながら、日々の営みをささやかに支えるための改修である。
設計:プフ設計
マネジメント:濱谷洋次(水源)
施工:ウェルカムトゥドゥ